ジェンスパーク無料版と有料版の違いを徹底解説【2026年2月最新】
はじめに
ジェンスパーク(Genspark)は、ChatGPT・Claude・Geminiなど70以上のAIモデルをひとつのプラットフォームで使える統合型AIワークスペースです。テキスト生成はもちろん、画像・動画・スライド・音楽の生成、Deep Research、電話代行(Call For Me)など、多彩な機能を備えています。
2026年現在、無料版でも多くの機能が使えますが、「スライドをPowerPointでダウンロードしたい」「高性能なAIモデルを使いたい」といった場面では有料版との差を感じることがあります。この記事では、無料版と有料版の具体的な違いを2026年2月時点の最新情報をもとに整理します。
ジェンスパークは日本でソースネクストが販売代理を担っています。Amazon Payや日本語サポートが必要な方はソースネクスト版も選択肢に入ります。
料金プランの概要
ジェンスパークには現在、Free・Plus・Pro・Enterpriseの4つのプランが存在します。以下の表に主要スペックをまとめました。
| プラン | 月払い | 年払い(月額換算) | クレジット | ストレージ |
|---|---|---|---|---|
| Free(無料) | $0 | $0 | 毎日100クレジット | 1 GB |
| Plus | $24.99/月 | $19.99/月(年$239.88) | 10,000クレジット/月 | 50 GB |
| Pro | $249.99/月 | $199.99/月(年$2,399.88) | 125,000クレジット/月 | 1 TB |
| Enterprise | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
出典: Genspark公式料金ページ / affiliatebooster.com(2026年)
年払いを選ぶとPlusは月換算$19.99、Proは$199.99となり、月払いと比べて約20%割安になります。長期利用を検討している場合は年払いがおすすめです。
無料版でできること
無料版は機能が大幅に制限されているわけではなく、主要機能のほとんどをクレジットの範囲内で体験できます。具体的には以下のような機能が利用可能です。
- AIチャット: 基本モデルを使ったテキスト生成・質問応答
- Sparkpageレポート: キーワードを入力するだけで自動生成されるリサーチレポート
- AIスライド生成: スライドの作成・編集(閲覧のみ、ダウンロード不可)
- 画像生成: 基本モデルによる画像生成(透かし付き)
- 動画生成: 最大5秒の動画生成(透かし付き)
- Deep Research: 深掘りリサーチ機能(クレジット消費大のため実質1日1回程度)
- サイト・アプリ構築: 簡単なWebサイトやアプリの自動生成
- Call For Me(電話代行): AIによる電話代行機能
- AIポッドキャスト: テキストからポッドキャスト形式の音声を生成
- スーパーエージェント: 複数タスクを自律的にこなすエージェント機能
軽い情報収集・調査、AIチャットの試用、スライド内容の確認、基本的な画像生成など、日常的な作業には無料版で十分対応できます。まずは無料で使い心地を確かめてから有料版へのアップグレードを検討しましょう。
無料版の主な制限
無料版には以下のような制限があります。仕事や商用利用を想定している場合には、いくつかの点で支障が生じる可能性があります。
① 1日100クレジットの上限
無料版では毎日100クレジットが付与され、24時間後に自動リセットされます。使い切れなかったクレジットは翌日に繰り越されません。クレジット消費量はタスクの複雑さや使用モデルによって異なり、公式には目安の一覧は公開されていませんが、Deep Researchは1回あたり40〜100クレジット程度とされており、事実上1日1回が限度です。
スライド生成・動画生成・Deep Researchなどの高負荷タスクは1回で大量のクレジットを消費します。無料版で複数タスクを連続実行すると、その日のうちにクレジット上限に達することがあります。
② スライドのPDF・PowerPointダウンロード不可
2025年9月以降の仕様変更により、スライドのPDF/PowerPoint(.pptx)へのエクスポートは有料版限定になりました。無料版ではスライドの生成・閲覧・編集はできますが、ファイルとして書き出すことができません。業務や発表資料の作成に使いたい場合は有料版が必要です。 (参考: generative-ai.sejuku.net)
ただし無料版でも、ブラウザ上でプレゼンモードとして表示してZoom・Teams等で画面共有する方法や、URLを共有して相手がブラウザで閲覧する方法など、実用的な代替手段があります。スクリーンショットをAIチャットに渡してPowerPointに変換するワークアラウンドも存在しますが、ページ数分の繰り返し作業が必要です。詳しくは 【無料プランでスライド機能を最大活用する方法】 をご参照ください。
スライドをPowerPointで出力したい用途が目的であれば、無料版では対応できません。Plus($19.99/月・年払い)へのアップグレードが必要です。
③ 画像・動画に透かし(ウォーターマーク)が入る
無料版で生成した画像や動画には、ジェンスパークのウォーターマークが自動的に付与されます。また動画の最大長は5秒に制限されています。SNS投稿や商用コンテンツへの利用には適していません。
④ 高性能AIモデルへのアクセス制限
GPT-5.1、Claude Opus 4.5、Gemini 3 Pro、Grok-4といった最新・最上位モデルは無料版では利用できません。画像生成モデル(Nano Banana Pro、FLUX 1.1 Pro Ultraなど)や動画生成モデル(Sora 2 Pro、Veo 3など)も同様に有料版限定です。利用可能なモデルの最新リストは公式料金ページで確認することを推奨します。
⑤ カスタム指示(Custom Instructions)が使えない
ChatGPTの「カスタム指示」に相当する、AIの回答スタイルや前提条件を事前に設定するパーソナライズ機能は有料版(Plus以上)限定です。ただし、無料版でもプロフィール欄に情報を書き込むことで、ある程度同様の効果を得ることが可能です。 (参考: whytryai.com)
⑥ 商用利用不可・追加クレジット購入不可
無料版では生成コンテンツの商用利用権がありません。また、クレジットが不足しても追加購入は有料版ユーザーのみ可能です。セッションごとに5時間でリセットされる内部制限も、無料版ではより厳しく適用されます。
有料版(Plus/Pro)で追加される機能
有料版(Plus・Pro)に切り替えると、無料版の制限がほぼ解除され、以下の機能が追加・強化されます。
| 機能 | Free | Plus | Pro |
|---|---|---|---|
| AIチャット(最上位モデル) | ❌ | ✅ 無制限 | ✅ 無制限 |
| 画像生成(クレジット消費なし) | ❌ | ✅ 無制限 | ✅ 無制限 |
| スライド PDF/PPTX ダウンロード | ❌ | ✅ | ✅ |
| 透かしなし・動画長さ制限緩和 | ❌ | ✅ | ✅ |
| カスタム指示(パーソナライズ) | ❌ | ✅ | ✅ |
| 4K画像生成(Nano Banana Pro 4K) | ❌ | ❌ | ✅ 無制限 |
| 商用利用権 | ❌ | ✅(〜2026/12/31) | ✅(〜2026/12/31) |
| クレジット追加購入 | ❌ | ✅ | ✅ |
| ストレージ | 1 GB | 50 GB | 1 TB |
Plus・ProのAIチャット・画像生成は月間上限なしですが、5時間ごとにセッションがリセットされ、セッション内に内部制限が存在します。大量連続処理の際は5時間後のリセットを待つ必要がある場合があります。(出典: Genspark公式ヘルプセンター)
クレジットの仕組みと消費目安
ジェンスパークでは、テキスト・画像・動画生成などの処理をクレジットで管理しています。消費量は入力テキストの長さ・添付ファイル・会話の深さ・画像解像度・動画の長さ・選択したAIモデルによって変動します。公式はタスク別の詳細な数値を公開していませんが、実測値として以下の目安が報告されています(出典: 無料プランでスライド機能を最大活用する方法)。
| タスク | 消費クレジット目安(実測値) |
|---|---|
| AIチャット(Claude Sonnet) | 約3クレジット/回 |
| AIチャット(Gemini 2.5 Pro) | 約2クレジット/回 |
| AIチャット(GPT-5 Pro) | 約9クレジット/回 |
| スーパーチャット | 約24クレジット/回 |
| 画像生成 | 約56クレジット/回 |
| Deep Research | 約40〜100クレジット/回 |
上記は実測値であり、応答の長さや内容によって消費量は変動します。あくまで参考の目安としてください。スライド生成・動画生成の詳細な消費クレジットは公式未公表です。
Plus・Pro加入者は、AIチャットエージェントとAI画像エージェントをクレジット消費なしで無制限に利用できます。月間クレジット(10,000または125,000)は動画生成などの高負荷タスク専用と考えるとわかりやすいです。
月間クレジットを使い切った場合、追加クレジットパックを購入できます。$20で10,000クレジット、$40で20,000クレジットが付与され、有効期限は購入から3ヶ月です(出典: Genspark公式ヘルプセンター)。
どのプランを選ぶべきか
利用目的に応じた選択の指針を以下に示します。
Free(無料版)が向いている人
AIツールの試用や、スライドダウンロードを必要としない軽い情報収集・学習を行いたい方には無料版が適しています。1日100クレジットの制約内でも、チャットやSparkpageレポートは十分に活用できます。スライドについても、プレゼンモードでの画面共有やURL共有を活用すれば、ファイルダウンロードなしで実務に使える場面は少なくありません。
Plus($19.99/月・年払い)が向いている人
フリーランス・個人事業主・クリエイターで、スライドや画像を仕事に活用したい方に最適です。PowerPoint出力・商用利用権・最上位モデルへのアクセスがセットで手に入り、コストパフォーマンスが最も高いプランといえます。複数のAIサービス(ChatGPT Plus・Claude Pro・Gemini Advancedなど)を別々に契約するよりも大幅に費用を抑えられるとする意見もあります。
年払いを選ぶとPlusは月換算$19.99(年$239.88)になります。ChatGPT Plus・Claude Pro・Gemini Advancedをそれぞれ契約すると月額$60以上かかることを考えると、コスト面でのメリットは大きいといえます。
Pro($199.99/月・年払い)が向いている人
大量の動画・画像・スライドを継続的に生成するエージェンシー・研究チーム・開発チームに向いています。月間125,000クレジットと1TBのストレージにより、個人の利用範囲を大きく超えたスケールでの活用が可能です。
2026年12月31日まで、Plus・ProのAIチャットおよびAI画像生成はクレジット消費なしで無制限利用できる特典が適用されています。この期間中は特にPlusのコストパフォーマンスが高まっています。
まとめ
ジェンスパークの無料版と有料版の違いを整理すると、以下のポイントが特に重要です。
- 無料版は1日100クレジットの上限があり、高負荷タスクは1〜2回が限度
- スライドのPDF・PowerPoint出力は有料版限定(2025年9月以降)。ただし画面共有・URL共有で代替可能
- 画像・動画の透かし除去、動画長さ制限の解除も有料版のみ
- カスタム指示(パーソナライズ)は有料版のみ(無料版はプロフィール欄で代替可)
- 最上位モデル(GPT-5.1・Claude Opus 4.5など)は有料版のみ
- 商用利用・追加クレジット購入も有料版限定
まずは無料版で基本機能を体験し、スライドダウンロードや商用利用が必要になった時点でPlusへのアップグレードを検討するのが現実的なステップです。最新の料金・機能情報はジェンスパーク公式料金ページで随時確認してください。
ジェンスパークの基本的な使い方や他の活用方法については以下もご参照ください。