ジェンスパークってどんな会社?株は買えるの?【2026年最新】
CMで話題!ジェンスパークとは
2026年2月から、テレビや東京都内の電車内でジェンスパーク(Genspark)の広告を目にする機会が増えました。ゴスロリ衣装の女性が印象的なそのCMは、声優・鷹村彩花さんが出演しており、「CMのゴスロリの子、誰?」とSNS上で多くの検索が発生するほど話題になっています。CMは2バージョン存在し、2026年2月9日より放送が開始されました。
広告の認知度が高まるにつれ、「ジェンスパークってどんな会社?」「株は買えるの?」という疑問を持つ方も増えています。この記事では、ジェンスパークの会社概要・創業者の経歴・資金調達の状況・株式について整理して解説します。
ジェンスパークは単なるAIチャットツールではなく、ChatGPT・Claude・Geminiなど70以上のAIモデルを横断して使える「統合AIワークプレイス」です。基本的な使い方や機能については 無料プランで使い倒す方法 も参考にしてください。
運営会社「MainFunc」とは
ジェンスパークを開発・運営しているのは、MainFunc, Inc.(メインファンク)というアメリカ企業です。本社はGoogleやMetaなど世界的テック企業も拠点を置くシリコンバレーの中心地、カリフォルニア州パロアルトに置かれています。 (出典: saiteki-ai.com)
「中国の会社では?」と疑問を持つ方もいますが、MainFuncはアメリカで設立・登記されたアメリカ企業です。創業者が中国出身というバックグラウンドを持つため中国との関係を指摘する声もありますが、本社・開発拠点はアメリカにあります。2026年1月には日本法人「Genspark株式会社」も設立され、日本での販売・マーケティング体制の整備が進んでいます。 (出典: 東洋経済 / Infoseekニュース)
会社名: MainFunc, Inc.
サービス名: Genspark(ジェンスパーク)
設立: 2023年12月
本社: アメリカ・カリフォルニア州パロアルト
日本法人: Genspark株式会社(2026年1月設立)
日本販売代理: ソースネクスト株式会社
創業者・幹部の経歴
ジェンスパークの強みのひとつが、Microsoft・Google・Meta・YouTubeといった世界トップクラスのテック企業で検索・AI開発を担ってきた精鋭チームによる創業という点です。 (出典: EnterpriseZine)
CEO:エリック・ジン(Eric Jing)氏
共同創業者兼CEOのエリック・ジン氏は、2006年にマイクロソフトへ入社し、Microsoft Bingの創設メンバーとして検索エンジンの立ち上げに携わった人物です。その後Baiduに移籍し、副総裁・コーポレート副社長として活躍。AI関連事業では累計55億ドル超の収益を実現した実績を持ちます。2023年12月に独立し、現在のジェンスパーク(MainFunc)を創業しました。 (出典: EnterpriseZine / RAMEN TECH Global Summit)
CTO:カイ・ジュー(Kay Zhu)氏
共同創業者兼CTOのカイ・ジュー氏は、2011年にGoogleに入社し、AI駆動の検索ランキング技術の開発に従事。2013年には世界初のディープニューラルネットワークランキングモデルを本番の検索システムに導入した人物として知られています。いわゆる「Googleのパンダアップデート」を共同発明した技術者でもあります。 (出典: EnterpriseZine)
COO:ウェン・サン(Wen Sang)氏
COOのウェン・サン氏は日本進出発表会にも登壇し、「人間が労働時間の80%を費やしている付随的な作業からの解放」をジェンスパークのミッションとして語っています。またMicrosoftとの協業についても言及しており、Microsoftが2025年11月にGensparkをMicrosoft Agent 365プラットフォームの主要GenAI企業としてハイライトしたことにも触れています。 (出典: EnterpriseZine)
エリック・ジンCEOはMicrosoft Bingの創設に関わり、カイ・ジューCTOはGoogleの検索AIを開発した人物です。「元Google・Microsoft幹部が創ったAI」という表現はこの2人の経歴に基づくものです。
ユニコーン企業になるまでの軌跡
ジェンスパークの成長速度は、AI業界の中でも特筆すべきものです。2023年12月の創業からわずか20ヶ月足らずで評価額が10億ドルを超え、ユニコーン企業(未上場で評価額10億ドル超のスタートアップ)の仲間入りを果たしました。
2025年11月には、シリコンバレーのVC(ベンチャーキャピタル)Emergence Capital Partnersが主導するシリーズBラウンドで2億7,500万ドル(約400億円)の資金調達を完了。ポストマネー評価額は12.5億ドル(約1,800億円超)に達しています。このラウンドにはSBI Investment・LG Technology Ventures・Pavilion Capital・Uphonest Capitalなども参加し、既存投資家全社が投資額を倍増させました。 (出典: EnterpriseZine)
また、創業からわずか5ヶ月以内に年間経常収益(ARR)5,000万ドルを突破し、9ヶ月でARR1億ドルを達成するという驚異的な成長を記録しています。すでにAmazon Web Services(AWS)・Microsoft Azureとも協業関係にあり、日本国内ではNTTデータ・パナソニック コネクト・SBIインベストメントなどへの導入実績も公表されています。
2023年12月: 創業
創業5ヶ月以内: ARR 5,000万ドル突破
創業9ヶ月: ARR 1億ドル達成
2025年11月: シリーズBで2.75億ドル調達、評価額12.5億ドルでユニコーン企業に
2026年1月: 日本市場へ本格参入、AIワークスペース2.0を発表
日本市場への本格参入
2026年1月28日、ジェンスパークは都内で日本上陸の記者発表会を開催しました。CEO・CTO・COOの3名が来日し、お笑い芸人の錦鯉(長谷川雅紀さん・渡辺隆さん)とヒコロヒーさんをスペシャルゲストに迎えた発表会では、AIワークスペース2.0のデモンストレーションが行われました。 (出典: EnterpriseZine)
CEOのエリック・ジン氏は発表会で「日本企業の70%以上がAIを使いこなせる人材不足を感じている」と指摘した上で、「ユーザーがAIを学ぶ必要はない。AIを本物の人間のように扱い、話しかけるだけで仕事が完結する世界を目指している」と語っています。日本では、テレビCMや電車広告を積極的に展開しており、認知拡大に注力している様子がうかがえます。
ジェンスパークの機能詳細や無料版・有料版の違いについては ジェンスパーク無料版と有料版の違いを徹底解説 もあわせてご覧ください。
株は買えるの?
結論から言うと、現時点ではジェンスパーク(MainFunc)の株式を一般投資家が購入することはできません。ジェンスパークはシリーズBまで資金調達を完了した未上場企業であり、株式市場(証券取引所)への上場(IPO)はまだ行われていないためです。
現在の出資者はVCや機関投資家に限られており、個人が直接株式を取得する手段は原則ありません。日本の証券会社や投資アプリでも購入できる状況ではないため、「投資目的でジェンスパークの株を買いたい」という方には残念ながら現時点では手段がない状況です。
「ジェンスパーク株を買える」「未公開株を販売している」といった勧誘には十分ご注意ください。未公開株の販売をうたった詐欺的な投資勧誘が存在します。現時点でジェンスパークの株式を一般向けに販売している正規ルートは存在しません。
ただし、急成長を続けるジェンスパークが将来的にIPOを行う可能性は十分あります。AI分野のユニコーン企業としての注目度は高く、今後の動向には引き続き注目が集まりそうです。IPO情報はEnterpriseZineなどのテック系メディアで随時報じられることが予想されます。
ジェンスパークの成長に関わりたいなら、株式投資ではなくサービスそのものを使い倒すのが現実的です。日本市場への本格参入後、パートナーシップや代理店プログラムなどのビジネス機会も今後拡大していく可能性があります。
まとめ
ジェンスパークは、Microsoft Bing・GoogleのAI開発に携わったトップエンジニアたちが2023年12月にシリコンバレーで創業したAIスタートアップです。創業20ヶ月足らずでユニコーン企業となり、2026年1月には日本市場へ本格参入。テレビCMや電車広告を展開し、日本でも急速に認知を広げています。
- 運営会社: MainFunc, Inc.(米カリフォルニア州パロアルト)
- CEO: エリック・ジン氏(元Microsoft Bing創設メンバー・元Baidu副総裁)
- CTO: カイ・ジュー氏(元Google・AI検索ランキング技術開発者)
- 評価額: 12.5億ドル(約1,800億円超)のユニコーン企業
- CMキャラクター: 声優・鷹村彩花さん(ゴスロリ衣装)
- 株式: 現時点では未上場のため一般購入不可
まずはサービスを無料で試してみたい方はジェンスパーク公式サイトをご覧ください。無料版でできることの詳細は 無料プランでスライド機能を最大活用する方法 もあわせて参考にしてください。