【時短術】ジェンスパークでパワポ資料を爆速作成する3ステップ!無料版の裏技も公開

1. 資料作成は「0から作らない」のが鉄則

「来週までにこの内容でスライド作っといて」
上司から渡されたメモ書きを見て、パワーポイントを真っ白な状態から開き、ため息をついた経験はありませんか?

構成を考えて、デザインを選んで、文字を流し込んで……。そんな面倒な作業は、もうAIに任せてしまいましょう。 今回は、ジェンスパーク(GenSpark)を使って、スライド作成の「初速」を劇的に上げる方法をご紹介します。

2. 【Plusプラン以上】3ステップで完了する爆速作成術

ジェンスパークの有料プラン(Plusプラン以上)を使っているなら、話は非常にシンプルです。用意するものは以下の2つだけ。

  • 原稿テキスト(メモ帳などでOK。話す内容を箇条書きにする)
  • 見本となるパワーポイント(「こんな雰囲気にしたい」という過去資料やテンプレート)

手順はこれだけ!

  1. ジェンスパークのチャット欄にある添付ボタン(クリップマーク)から、「原稿テキスト」「見本パワポ」をアップロードします。
  2. 以下のプロンプトを入力して送信します。
指示プロンプト例:
添付のテキストファイルの内容でパワーポイント資料を作成してください。
デザインや構成は、添付のパワーポイントのような雰囲気で作成してください。

たったこれだけ。「簡単でしょ?」と言いたくなるレベルです。
AIが原稿の内容を理解し、見本のデザインを真似て、直接PowerPoint形式(.pptx)のファイルを生成してくれます。

Plusプラン以上のメリット:
Plusプラン以上であれば、「PowerPoint形式でダウンロード」ボタンが表示されます。形式変換の手間がなく、編集可能な状態で即座に入手できるのが最大の強みです。

3. 【無料版】HTMLとブラウザ機能を駆使する裏技

「便利そうだけど、自分は無料版だから……」
そんな方も諦めないでください。ジェンスパークの機能としてPPT出力はできませんが、「ブラウザの印刷機能」と「変換ツール」を組み合わせることで、同じゴールに辿り着けます。

ステップ1:スライド風のHTMLを出力させる

まず、ジェンスパークに以下のように指示し、スライドの見た目をWeb上で再現させます。

指示:
この内容でプレゼンテーション資料の構成を作ってください。
各スライドの内容が分かるように、HTML形式でスライド風のデザインを表示してください。

ステップ2:ブラウザからPDFとして保存

ジェンスパークが生成した画面(またはプレビュー画面)を開いた状態で、ブラウザの印刷機能を使います。

  1. ブラウザのメニューから「印刷」を選択(ショートカット:Ctrl+P / Cmd+P)
  2. プリンターの送信先を「PDFに保存」に変更
  3. 保存ボタンを押して、PCにPDFファイルをダウンロード

ステップ3:PDFをPPTに変換

保存したPDFを、外部ツールを使ってパワーポイント形式に変換します。

  • Adobe Acrobat Proをお持ちの場合:「PDFを書き出し」→「Microsoft PowerPoint」を選択。
  • ツールがない場合:Adobeのオンラインツール(無料枠あり)や、「I Love PDF」などのWebサービスを利用して変換。
Tips:
この方法は「画像」ではなく「編集可能なテキスト」として変換されることが多いですが、レイアウトは崩れがちです。あくまで「下書き」として使いましょう。

【さらなる裏技】スクリーンショット経由でPPTX化する方法

⚠️ 【非推奨】それでもPowerPointファイルが欲しい人への裏技(クリックで表示)

⚠️ 事前の警告:

  • かなり手間がかかります(全ページ分の繰り返し作業)
  • 公式の抜け穴なので、いつ塞がれるか分かりません
  • 画質が劣化する可能性があります
  • 基本的にはお勧めしません

裏技の手順:

  1. スライドをプレゼンテーションビューで表示する。
  2. スライド1ページ分をスクリーンショットで保存。
  3. そのスクリーンショットをジェンスパークのAIチャットに添付し、「この画像のスライド部分をPowerPointファイルにしてください」と指示。
  4. ↓ ここがポイント ↓
    なぜかAIがPowerPointファイルを生成してくれます!
  5. スライドの全ページ分、上記の手順(2~4)を繰り返す必要があります。

→ 時間と手間を考えると、素直に有料プランに切り替える方が効率的かもしれません。

4. 【超重要】レイアウト修正は「手作業」が最速

さて、ここからが本記事で一番伝えたい「現場のリアル」です。

AIが生成したスライド(あるいはPDF変換したスライド)を開くと、おそらくこんな状態になっています。

  • 文字がテキストボックスから溢れている
  • 図形の位置が微妙にズレている
  • 謎の改行が入っている

ここで真面目な人は、AIにこう指示してしまいます。
「3ページ目の文字がはみ出しているので直して」

重要な提言:AIに見た目の修正(レイアウト調整)を指示するのはやめましょう。泥沼にはまります。

正直に言います。今のところジェンスパーク(というより多くのLLM)は、ビジュアル的な「見た目の処理」があまり得意ではありません。
「直して」と指示しても、別の場所が崩れたり、あまり変わっていなかったりと、修正のやり取りだけで10分、20分と時間が溶けていきます。

正解の動き方

AIには「80点の構成案」を作らせるところまでを担当させます。
ファイルができたら、すぐにパワーポイントで開き、人間が手作業で文字サイズや配置を修正してください。

「AIに直させるより、自分でマウスでドラッグした方が100倍早い」
これが、AIスライド作成における今のところの真理です。

5. まとめ

ジェンスパークを使ったスライド作成は、0から1を作る工程を爆速化してくれます。

  1. テキストと見本を投げる
  2. 大枠を作ってもらう(Plusプランなら直接PPT、無料ならPDF経由)
  3. 細かい修正は人間がやる(ここ重要!)

この割り切りさえできれば、資料作成の時間は半分以下になります。ぜひ次回の会議資料作りで試してみてください。

関連情報:
PDF変換には以下のツールが便利です。
- Adobe Acrobat オンラインツール
- iLovePDF